Creative City Yamagata

「山ラー」の街をゆく #3
昔ながらの中華そば

2026.03.15.Sun

Text: 高橋大
山形市商工観光部長

Photo: #推しメンやまがた

今回は「昔ながらの中華そば」をご紹介いたします

前回「冷やしラーメン」を紹介した際に「蕎麦屋さんが開発した」と紹介しましたがそうなんです山形市ではラーメンを提供する蕎麦屋さんが多いんですそして蕎麦屋さんが提供するラーメンのほとんどが「昔ながらの中華そば」です

牛骨ベースのあっさり醤油味スープがメインであり「山形市のご当地ラーメンといえば?」と聞かれればほとんどの方がこの「昔ながらの中華そば」を思い浮かべると思いますなぜなら山形市には昔からお客様が来るとラーメンの出前をとってもてなす文化がありその際のラーメンのほとんどがこの「昔ながらの中華そば」でした正に幼少期から慣れ親しんできた味なのです元祖「山ラー」と言っても過言ではありません

時代の変遷とともに今では出前をしてくれるお店も減ってしまいましたが「昔ながらの中華そば」はしっかりと山形市民のDNAに刻み込まれています


■「山ラー」とは
昔ながらの中華そばをはじめ辛みそラーメン納豆ラーメン現代風の魚介系や背油チャッチャ系山形市発祥の冷たいラーメンそばつゆに中華麺の鳥中華トッピングにはげそ天お客さんがきたら出前のラーメン山形市民は夏の暑い日でも大切なお客さんが来た日にも「ラーメンを食べる」ということを選ぶラーメンをこよなく愛する人々なのですそんな山形市は1世帯あたりの年間ラーメン消費額で8年連続日本一を誇っていましたが2021年に首位の座を奪われましたしかし翌年には再び日本一になり2023年2月8日に山形市長が「ラーメンの聖地山形市」を宣言をしたのでしたそれ以降山形市の多様性あるラーメン文化を親しみを込めて「山ラー」という愛称で呼ぶようになったのでした

Text: 高橋大
山形市商工観光部長

Photo: #推しメンやまがた