Creative City Yamagata

「山ラー」の街をゆく #6
トッピング

2026.10.15.Thu

Text: 高橋大
山形市商工観光部長

Photo: #推しメンやまがた

今回は山形ならではの「トッピング」についてご紹介いたします。

ラーメンの「トッピング」といえば、普通は、チャーシューや海苔、ナルト、メンマの他、最近では煮卵等を想像される方が多いと思います。山形では、その他に「納豆」や「ゲソ天」等がトッピングされるラーメンがあります。

「納豆」は味噌ラーメンとの相性が非常に良く(筆者談)、寒暖の差が大きい山形の気候に育まれた美味しい発酵食品同士が何とも言えないハーモニーを醸し出します。また、飲んだ後の〆に食べると次の日の酔い覚めも良いと評判です(こちらも筆者談)。

「ゲソ天」は、山形では蕎麦とセットで食べたり、そのもの自体を酒のあてとして食べることもあるメジャーなグルメです。イカの足を天ぷらにしたものですが、ラーメンのスープに浸して食べると衣がやんわりと何とも言えない食感・味となります。山形人のもったいない精神から生まれたグルメとも言われています。


■「山ラー」とは
昔ながらの中華そばをはじめ、辛みそラーメン、納豆ラーメン、現代風の魚介系や背油チャッチャ系。山形市発祥の冷たいラーメン、そばつゆに中華麺の鳥中華、トッピングにはげそ天、お客さんがきたら出前のラーメン。山形市民は夏の暑い日でも、大切なお客さんが来た日にも「ラーメンを食べる」ということを選ぶ、ラーメンをこよなく愛する人々なのです。そんな山形市は、1世帯あたりの年間ラーメン消費額で8年連続日本一を誇っていましたが、2021年に首位の座を奪われました。しかし翌年には再び日本一になり、2023年2月8日に山形市長が「ラーメンの聖地、山形市」を宣言をしたのでした。それ以降、山形市の多様性あるラーメン文化を親しみを込めて「山ラー」という愛称で呼ぶようになったのでした。

Text: 高橋大
山形市商工観光部長

Photo: #推しメンやまがた