Creative City Yamagata

「山ラー」の街をゆく #5
鳥中華

2026.08.03.Mon

Text: 高橋大
山形市商工観光部長

Photo: #推しメンやまがた

今回は「鳥中華」をご紹介いたします

昨年12月に紹介した「冷やしラーメン」もお蕎麦屋さんが発祥ですが今回ご紹介する「鳥中華」もお蕎麦屋さんが発祥とされるラーメンです

お店お店によって様々なアレンジが加えられていますが蕎麦のたれがベースの甘めのスープに親鳥の出汁を加え出汁をとった後のたれの味がしみ込んだ親鳥を利用した親鳥チャーシューがのせられているものが多いですこのチャーシューもコリコリとした触感で噛めば噛むほど親鳥の旨味が感じられる山形独特のものですこれだけを日本酒のあてとして出すお店もあるくらい美味しいです

また「温かい」か「冷たい」のかを選択できるお店が多いのも特徴です「冷たい肉蕎麦」といった昔から親しまれているご当地麺が存在していることもあり「冷たい鳥中華」も普通に提供されていますお店によっては同じスープの中に中華麺と蕎麦の相盛といったメニューも存在しますラーメンも蕎麦も美味しい山形ならではの欲張りなメニューです


■「山ラー」とは
昔ながらの中華そばをはじめ辛みそラーメン納豆ラーメン現代風の魚介系や背油チャッチャ系山形市発祥の冷たいラーメンそばつゆに中華麺の鳥中華トッピングにはげそ天お客さんがきたら出前のラーメン山形市民は夏の暑い日でも大切なお客さんが来た日にも「ラーメンを食べる」ということを選ぶラーメンをこよなく愛する人々なのですそんな山形市は1世帯あたりの年間ラーメン消費額で8年連続日本一を誇っていましたが2021年に首位の座を奪われましたしかし翌年には再び日本一になり2023年2月8日に山形市長が「ラーメンの聖地山形市」を宣言をしたのでしたそれ以降山形市の多様性あるラーメン文化を親しみを込めて「山ラー」という愛称で呼ぶようになったのでした

Text: 高橋大
山形市商工観光部長

Photo: #推しメンやまがた